・内田樹『下流志向』(講談社2007)立ち読み
→ブログも人気な内田樹氏の新刊。教育問題を中心とした本なので,当然買いたかったのだが,他のことでいろいろお金使いすぎたのでグッと我慢。内田氏の機知と含蓄に富んだ文章には大きな価値があるのだけれど,教育トピックス的には真新しいものがあったわけではないので…。でもきっと買っちゃうのだと思う。長い休暇も終わることだし,ぼちぼち稼ぐことを本気で考えるか。
・飲み屋社長はやっぱりダメダメだと再確認
→飲み屋の社長がまた教育問題でテレビ生出演。どの言葉も威勢はよいけれど,前提としていることや提案内容のもつマイナス影響に対する認識がずれていることに,はてなマーク。一企業や一学校で通用する論理を,全体にそのまま適用しようとする無邪気さが,この人のイイところでもあり,ダメダメなところでもあり…。何を言われてもへこたれずに笑みを浮かべようとするところに,ワンマン社長らしさがにじみ出ていた。こうやって,人の話を聞かないんだな。マスコミは今後も,ビジネスの面で話題提供して欲しいから関係を壊したくなくて社長に甘いが,少なくともこの人は教育再生会議のスポークスマンには適さないことは明白。多くの視聴者が,女性司会者による社長へのツッコミに気持ちよさを感じたに違いない。
・その他
→声を出す機会もなく過ごし続けて,買い物に出かけ突然声を出そうとしたらうまく声が出ない。たまにゃカラオケでも行って発散せにゃならんのだろうか。それと,しゃべる機会がないから,いざしゃべるときに早口になるのかも知れない。
テレビで赤ちゃんについて取り上げられていた。意外なパワーと能力を持っているというお話。赤ちゃんにとって,無表情が一番怖いのだそうだ。そして動きのある表情が大好きらしい。そうか!なぜ小さい子ども達が私の顔を見つめることが多いのか,謎が解けた。子どもを見るときの私の表情に動きがあるからだ。人間が変化を好むのは,こういうところからも始まっているのかも知れない。
広報専門誌「PRIR」によると,社団法人日本PR協会が毎年発表している「日本PR大賞」の「PRパーソン・オブ・ザ・イヤー」に,脳トレでお馴染みの東北大学・川島隆太教授が選ばれたという。ははは,なんか不思議というか,なんというか。隣のページにゃ,向山洋一氏の名前載っている。金融教育の教材づくりで広報関係者と連携,らしい。PRとうまく関わる人,関われてない人。中身とは違ってそういうところで差がつくこともあるわけだ…。
いつも長駄文におつきあいありがとうございます。
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睦月24日目
・教育再生会議の第一次報告が出た。
→Webページにも(議事録を追い越して)第一次報告「社会総がかりで教育再生を〜公教育再生への第一歩〜」が掲載された。同時に(やっと2ヶ月ほど遅れて)「いじめ問題への緊急提言」も掲載された。もしかして,官邸サイトのWebサーバーの更新作業って,何かしら制限があるのだろうか。そう簡単に更新できないように,いろいろ手続きやらを複雑にしている気がしてきた。
七つの提案の吟味はこれからしたいと思う。十七から七に減量した努力(したのかどうか…)は認めるが,七つでも多すぎ。関係者にとってはお待ちかねの「教育3法」の改正フェーズが始まり,この七つの提言がアリバイとして使われていく様を再生会議委員一同は苦々しく眺める事になるのだろう。とりあえず第一次報告が出てきて一段落したところで分かったことは,飲み屋の社長は自分の会社や学校は語れても,日本の教育を語るにはダメダメだったということと,同じ年齢で頑張って欲しかったヤンキー兄ちゃんが事務方相手だと熱くなる前に放水を浴びてダメダメだったということなど。今後に期待ということで…。
・週刊「東洋経済」1/27号・特集「ニッポンの教師と学校 全解明」
→結構なボリュームの特集。週刊「ダイヤモンド」でもお金を生む教育に関する小特集があった。お父さんメディアというと,この手の経済雑誌しか有力なものがないのだろうかと思う。そういえば,テレビで村上龍が「団塊世代男性向けの雑誌が欲しい」なんて言っていた。そういう類はいっぱいあるような気もするが,考えてみると消費行動誘導目的の雑誌ばかり。論壇誌では,たとえば「世界」で特集「教師は何に追いつめられているか」とか,「中央公論」が特集「大学下流化時代」とかを相変わらずの調子で取り上げているけれども,月刊論壇誌も伝えるメディアとしてはだいぶ影響力を落としているらしいことを聞く。
やはりテレビは,やらせ問題で揺らいでいるとはいえ,伝搬力は依然大きい。クローズアップ現代では「私立大学が変わる」というテーマが放送されたり,昨年11月にも「地域の学校が消えていく?」といった話題を取り上げた。もっとも難点は,この番組がたくさんのテーマを扱ってくれるので,見逃したり,たくさんの主題の中に一つ一つの主題が埋もれてしまうことか。
・いじめ,未履修に続き「給食費滞納」問題
→22億円分だそうだ。これは誰の責任として問題を扱うのだろうか。問題の扱い方も気になってくる。これから始まる国会は「教育国会」にするらしい。ぜひとも教育予算倍増計画をぶちあげて,実現して欲しいものである。悲しいことにグローバル市場の中に教育を放り込むために一番障害になっているのは「言語」の壁である。この壁さえなければグローバル市場にある安価な教育リソースを自由に使えるはずなのだ。しかし,残念ながらこの国の教師と子ども達がしゃべるのは日本語。その市場の特殊性を考えると,教育コストはもっとかかってしかるべきなのだが,何故か他国に比べて教育予算額は最低ライン。摩訶不思議な国である。
小学校からの英語教育によって,もし日本の子ども達が英語を第二言語にしてしまえるなら,いずれは英語圏の巨大教育市場の中で提供されるものの恩恵を受けられるだろう。そんなことを夢見ている人も英語教育推進派にはいるのかも知れない。もっとも,そこへ至るまでに必要な条件整備コストを払う苦痛に耐えられるほど,この国の財務関係者は教育分野を大事にしてくれない。国民が自分で払えばいいでしょと,国民が家計から支払う潜在的な教育費の方に繰り込もうとするんだろうな。だとしたら,結局は所得格差が教育機会格差につながっている構造は,未来永劫変わらないって事になる。勝ち逃げ組にとってはそれが一番都合がいいのだから。
・その他
→帰国してから,まだ日常とうまくシンクロできていない。足が地に着いていない感覚。駄文書いてりゃ戻るかなと思うのだけど,なんかそれも全然ダメで,頭の中が刹那主義になっているみたいだ。それじゃ,パァーッと映画見よう!と思って出かけたが,観た映画が「それでもボクはやってない」…。凄く興味深い映画だったことは事実なのだが,裁判制度の矛盾や関係者の葛藤については話題として聞いたことがあったので,自分の中での(テーマの)目新しさは小さかった。でも司法現場の実情が垣間見られるなど,この映画は何かの機会があれば観ておきたい一本である。問題は,映画のチョイスが悪くて,晴らそうとした気分が,別の意味でどんよりしてしまった…ははは。司法現場もそうだけど,教育現場もひどいことを思い出したりして…。
焦る気持ちとポワーンと怠けている調子が同居している状態が,なんとも気持ち悪い。リズムを取り戻せるように,あれやこれや試してみるしかない。ゴメンねぇ,気分屋で。
睦月18日目
帰国後,寝ずにそのまま転移研究会へ。時差ぼけと睡魔に負けながら参加した。これやっぱり年齢のせいかなぁ…。終わり頃になって,時差が追いついたのと眠気も若干薄らいだが,皆さんには大変失礼な状態だったなぁと反省。
翌日も研究協力の会議。終わって家帰ったら,さっそく眠った。ものすごく眠って,睡眠貯金がしたい気分。しばらくはそういう感じの日々が続きそうだ。それでも本日は,朝起きて,旅行で貯まった洗濯物を一気に片付ける。宿題も一個やった。
英国から持ち帰った資料も整理したいが,まずは2007年の始まりを仕切り直さないといけない。新年早々飛び出しちゃったから,なんだか混乱気味なのだ。スケジュールも見直さないといけないし,やるべき事がいろいろ出てきたのにリストアップが出来ていないから,はやく整理しなければ…,って思うところに時差ぼけ睡魔が…あぁぁ…,zzzzz。
睦月12日目 ((英国旅行記-09))
少しいつもの調子に戻って駄文を書くことにしよう。今日は午前中,Roding Valley High schoolというところへ視察した。それからパディントン駅に戻り,スターバックスに長居してインターネット接続している。
イギリスの地下鉄は,コンパクトな造りになっている。自分たちのデカさを忘れたような大きさで,今朝の満員電車は東京都同じく大変だった。もっとも,ガイドブックにある通り,車両に無理矢理身体を詰め込んだりしない。乗れないならホームで待つ覚悟はあるらしい。でも鉄道のタイムテーブルは曖昧。遅れても気にしないというところが凄い。
車両内には網棚がない。日本だと網棚にスポーツ新聞を置いていくが,こちらは座席や窓際のところに平気でポイッと置いていく。で,しかも,わりと多くの人たちが何のためらいもなくそれらを回し読みしているのである。座席に置いてある新聞を取って座ったかと思うとそのまま開いて新聞読みモードである。ロンドンっ子の振りしたければ,まずこの流儀を真似てみよう。
そんな調子で手にした新聞を見たら,「リーグ・テーブル」だった。イギリスの学力テストの結果を学校毎に発表しているアレである。今日が新聞掲載日だったようで,ガーデアン紙とインディペンデント紙に掲載されているようだ。記念に買うことにした。
パディントン駅のスターバックスでねばっていると,旅行トランクを持った人々が増えてきた。ヒースロー空港へ向かう列車が出ている駅なので,これから飛行機に乗る人や,逆に飛行機でやってきた人たちということになる。私もそろそろ英国滞在の終盤を迎えている。思ってたよりも動き回れなかったが,ロンドンの空気を十分に吸えたので満足である。
アップル社の新製品は「iPhone」という名の新しいスマートフォンであった。それから「Apple TV」というテレビにパソコン動画を出力できる周辺機器である。戦略的にチョイスした発表だったため,新しいOSの詳細発表や新しいパソコンの発表は見送られたようだが,数ヶ月以内に何らかの動きがあるだろう。まずは新しい携帯電話端末で話題づくりといったところのようだ。
帰国前にいろいろ宿題があるのだが,そろそろ取り組まなくては…。海外旅行も楽じゃないなぁ。
師走28日目
西洋的な祭日を過ぎれば、少しは日本らしい暮れを味わう時期がやってくる。風情があるかどうかは別として、東京も街並デコレーションだけは季節季節に応じたものに変わるので、それなりの景色にはなるようだ。
近況報告をするために年賀状を準備した。試験だ、退職だ、引越だ、生活だ、また試験だ、有り難や仕事だ、と慌ただしかったので、ここまでご挨拶が延び延びになってしまった。また新年になったらここにも年賀状を掲載しよう。
先日、書店へ出かけいつものように教育の棚を見ていたら、皆さんもよくご存知の著名な先生もいらっしゃって、しゃがんで棚を眺めていた。こっ、ここまで足を伸ばされていたのね。咄嗟のことでビビッてしまった。
そしたら今度は若い大学生グループがやってきて、授業の課題なのか教育の本についてしゃべり始めた。当然、先生の名前も飛び出して、なんやかんや語っている。側にご本人がいるのを知らない様子。その光景を眺めて、勝手にハラハラしていた。
吉田典史『小学校の仕組みがわかる本』(秀和システム2006.12/1200円+税)とか、佐藤晴雄監修『「保護者力」養成マニュアル』(時事通信社2006.12/1600円+税)といった保護者向けの義務教育解説本のようなものが発売されていた。
よく考えると、こういう類の本は少ない。かつて学研が教育改革に関してわかりやすく紹介した本を出した記憶はあるが、他にあるだろうか。保護者向けだと、大概が子育てや家庭教育といったテーマになり、近年だと親野智可等氏の「親力」あたりが人気である。
しかし、上記の2冊を見て、義務教育制度に関する説明書やマニュアルというものが整備されているとはいえない現状を改めて再確認した。文部科学省のホームページ「小・中・高校教育に関すること」も、保護者が学校教育制度に向かい合うことを助けるようには整備されているとはいえない。
電化製品でも何でも、説明書は大事である。分厚いマニュアルは読まれない傾向もあり、マニュアルの電子化や廃止が普通になっている分野があるとはいえ、基本としては説明書は必要である。
学校教育の基本的な使い方が分からないから、学校と家庭と社会との役割切り分けが曖昧になり、保護者からの要求水準に歯止めが無くなってしまうことも考えられる。
それについては小野田正利『悲鳴をあげる学校』(旬報社2006.12/1400円+税)が、保護者のイチャモン(無理難題要求)研究の必要性について言及し、事例考察の成果を披露している。
情報を引き出しやすくなったにもかかわらず、大人さえうまく扱えていない現実がある。雑誌『人間会議』(2006年冬号)は、特集「情報社会をより良く生きるには」と題して、様々な観点から情報との向き合い方を論じている。
様々な考え方はあるものの、よりよく生きるとは何かを考え、それを実践へとつなげる努力こそ重要なのだろうと思う。それを可能にするのが情報社会ではないか。
ところが、実際には私たち自身が情報の編集プロセッサみたいな存在になることが社会的に重視され、そこに価値や意義を集約させてしまっているようにも思う。
ある時から、理想の実現自体を「時間的先送り」の名の下に有名無実化することで、富の集中が企てられてしまったのかも知れない。それが資本主義の根本原理に基づくだけに、抜け出すのは大変だ。ニートも、第二新卒も、ワーキングプアも、そういう構造の中で起こった地続き現象というか、安定性を与えるための「括り名」なのだと思う。
東京に来てインターネット接続の頼りの綱であったLivedoor Wirelessが存続するかどうか怪しくなってきた。月500円+税で利用できる魅力的なサービスだから、貧乏人にとっては有り難かったのだが、サービス停止となったら凄く困る。できればどこか存続を前提に引き継いでくれるといいのに…。でもインターネットから距離を置くのには、いい機会が訪れるのかも知れない。
さてと、そろそろ帰省の準備して実家に帰ろう。年末年始は実家の家族と過ごす。それから新年早々から渡英。イギリスで教育情報技術に関するBETTという催しがあるので視察する。初めての欧州である。というわけで渡航記も順次お届けする予定。
霜月12日目
ブログ更新もせずにいると心配のメールを幾つかいただく。細かい事柄は別として,とりあえず問題なく生きながらえている。原稿を書いたり,会議に出たり,イベント事に参加したりと慌ただしかった。
そんなこんなでテレビを見る暇もなかったから,フジテレビが放送した教育番組?とやらも見てない。何か興味深い議論があったのかどうなのか気にはなるが,もはや議論ということ自体にはあまり意味がないようにも思える。結局,議論の果てにこんなご時世になっているのだ。そう思うと駄文を書く自分の手も止まりがちである。
文部科学省「初中教育ニュースメールマガジン」が配信された。いじめのこと,科目未履修のこと,教育再生会議のことなど含んでリニューアルの勢いに乗っている模様。果たしてこの省の人々は,信頼に足る私たちの味方なのか,隙あらば胡座をかく厄介者なのか,はたまた官僚組織と専門職集団としてのジレンマに引き裂かれた悩み多き人達なのか。きっと全部混ざってるから機能しない複雑省庁と化しているのかも知れないが,とにかくここはうまく問題に立ち向かって欲しい。
(いや,しかし,政治家としての力量がどうかはともかくとして,答弁する伊吹文部科学大臣の応対力というのは素晴らしいと思う。穴馬かも知れない。)
今日は日帰りで古巣の短大へ。教え子達が大学祭で頑張っているのを見に行ってきた。久し振りだったが相変わらず元気そうだった。途中まで担任をしていたクラスの学生達は,結束も強くなっているようだった。他のクラスに比べて就職が決まった学生が多いらしい。自立が早かったおかげだろうか,喜ばしいことである。
さて,ここからは缶詰状態。またしばらくお仕事に没頭の予定。
霜月5日目
日本教育工学会大会を終えた。父親との約束もあり名古屋へ。学会を終えてみての感想や考えることは山ほどあるが,やはり書くのが難しい。あまりに多くの問題が複合的に絡んでいるので,キレイに整理して書くには時間が必要。いまそれをしている余裕がない。
新幹線に乗る直前までの道のりを渋谷のMさんとご一緒した。仕事柄たくさんの人と接しながら何かを生み出す仕事をされているので,そのまなざしから見えるものを聞くのはとても興味深い。
「何になるんですか,また大学の先生になるんですか」とか聞かれた。何になるかは結果として出てくるもの,と思うようにしてたから,いざ質問されると大した答えがない。「教育に貢献できれば…何でも」そう答えた。
何かつくることにしよう。でも何をつくろうか。いざとなるとよいアイデアが浮かばない。Sさんは一緒につくってくれるだろうか。考えなければならないことが,まだまだたくさんありそうだ。宿題もやらないと…。
神無月31日目
10月も終わり。米国渡航や催事への出席で慌ただしく過ぎた。その分,仕事の宿題が溜まって大慌てをしている。昨日今日はしこしこと研究の調査結果をエクセルでグラフ化していた。(減っていく教育予算グラフはその傍らでつくった。)
明日から11月である。あっという間に今年が終わりそうな予感。ひぇ〜,もう少しのんびりと過すのかと思っていたが,まったく予想が外れた。なんだよ,今年も独りで年末かよ。まあ,それが性に合っているのかも知れない。
再生とかいじめとか未履修云々のことは,ちょっと食傷気味。今まで叫んでも誰も見向きもしなかった教育分野に突然スポットライトを当てるものだから,叫び疲れて「どうせ見てくれない」って諦めきってた場面が飛び込んでくるのは当たり前。そこを捕まえて「規則に従ってなかった」とか「問題を放置していた」とかだけ論じたら,これはもう関係者だって何を信じたらいいか分からんよ。それもある種のいじめだって。
というわけで,しばらくその手の話題は封印しよう。気分が滅入るだけだし。少なくとも確認しておきたいことは,ソニーや日産で起こっているように,急激な組織変更や改革は副作用を起こすということ。両企業とも,要領が良かったりコミュニケーション能力が高い人は生き残っているかも知れないが,寡黙な研究者や地道なエンジニアはどんどん去っていった。日本の教育現場にも同じことを起こしてしまわないように,(いじめや自殺などのニュースに直面することで)感情的にならず,冷静な判断のもとで現実に立ち向かうべきと思う。
って相変わらず熱く書いてみるけど,うちのブログのアクセス数少ないからねぇ。影響力はありません。おかげさまで文句言われることも少ないのは有り難いことです。永遠のマイナー教育ブログという確固たる地位を築いております。(^_^;
そうだ,先日N先生から御著書を献本いただきました。博士論文をもとにした著書の出版。目が飛び出るほどの価格に有り難さが倍増。もちろん内容も素晴らしいです。勉強になります。感謝感謝。
追記:なんか「教育再生ホットライン」なるものが開設されている。大丈夫かな…。
神無月28日目
熊本から戻る。国内航空線を利用した。どちらかというと鉄道派なのだが,やはり時間短縮のためには飛行機は便利である。最近はICチェックイン/Skipサービスで,搭乗手続きが簡略されて便利。
研究協議会は,いろいろ勉強になった。シンポジウムに関しては考えるべきことが多い。良くも悪くも日本の現状を体現していたと思う。今まで一生懸命紹介駄文を書いていたが,批判ばっかりになっていてよくない。疲れているので上手くまとまらないのだ。明日以降書くことにする。
喉やられる
帰国後,喉の調子におかしさを感じた。身体のだるさはなかったので,留守中に溜まったホコリのせいかなと,換気やら軽い掃除やらして数日過したが改善されない。夜は寝苦しくて目が覚めるし。
悪い病気を連れて帰ってきたのかと不安になって,とりあえず耳鼻咽喉科に出かけた。海外渡航のことやら,留守部屋のホコリのことやら,ちゃんと伝えて喉を診てもらう。
「赤いですね。かなり炎症を起こしています。」
しゃべる職業だから人より赤くなりやすいのだろうが,それにしても凄く赤くなっているのだとか。旅の疲れや環境的なものなどいろいろ条件が重なって起こったのではないかということ。薬を処方して様子を見ることになった。
東京は雨で,風も強く肌寒い。体調に気をつけないと…。