霜月12日目

 ブログ更新もせずにいると心配のメールを幾つかいただく。細かい事柄は別として,とりあえず問題なく生きながらえている。原稿を書いたり,会議に出たり,イベント事に参加したりと慌ただしかった。
 そんなこんなでテレビを見る暇もなかったから,フジテレビが放送した教育番組?とやらも見てない。何か興味深い議論があったのかどうなのか気にはなるが,もはや議論ということ自体にはあまり意味がないようにも思える。結局,議論の果てにこんなご時世になっているのだ。そう思うと駄文を書く自分の手も止まりがちである。
 文部科学省「初中教育ニュースメールマガジン」が配信された。いじめのこと,科目未履修のこと,教育再生会議のことなど含んでリニューアルの勢いに乗っている模様。果たしてこの省の人々は,信頼に足る私たちの味方なのか,隙あらば胡座をかく厄介者なのか,はたまた官僚組織と専門職集団としてのジレンマに引き裂かれた悩み多き人達なのか。きっと全部混ざってるから機能しない複雑省庁と化しているのかも知れないが,とにかくここはうまく問題に立ち向かって欲しい。
 (いや,しかし,政治家としての力量がどうかはともかくとして,答弁する伊吹文部科学大臣の応対力というのは素晴らしいと思う。穴馬かも知れない。)
 今日は日帰りで古巣の短大へ。教え子達が大学祭で頑張っているのを見に行ってきた。久し振りだったが相変わらず元気そうだった。途中まで担任をしていたクラスの学生達は,結束も強くなっているようだった。他のクラスに比べて就職が決まった学生が多いらしい。自立が早かったおかげだろうか,喜ばしいことである。
 さて,ここからは缶詰状態。またしばらくお仕事に没頭の予定。