月別アーカイブ: 2005年4月

MacOS X Tiger (10.4)

 4月29日にアップル社のパソコンで動作する基本ソフトの新バージョン,MacOS X Tigerが発売された。すでに注文してあったので,宅配便で届いた。さっそくバックアップをしたのちに,Tigerをインストールすることにした。
 普通,この手のバーションアップは動作しなくなるソフトが現れて,大変な事態を引き起こすのが相場だが,幸いMacOS Xは運が悪くなければそういうトラブルが少なく安心して移行できる。もちろん完全バックアップは鉄則だし,OSのインストールはクリーンインストールが一番無難だ。特に仕事で使うマシンだから,その辺は慎重にする。データの移行やセッティングは,移行アシスタントソフトが付属しているので,続けて自動的に行なってくれるから便利だ。
 ファミリーパックを買ったので,家の中にあるもう一台にもインストール。こちらは上書きインストールでバージョンアップさせてみたのだが,それでも問題はない。日頃の使い方が良いからかな。
 仕事用マシンでは,メール関係の移行でトラブル。かなり昔から溜め続けたメールのファイルが混乱した状態だったようだ。いろいろ調べながら解決策を模索した。使用されなくなった古いファイルを削除してから移行作業をさせればうまくいくことがわかった。さっそくインターネット上に情報共有。
 あらかじめ各ソフト会社や周辺機器メーカーなどが出している対応状況を把握してあったので,想定外の問題には遭遇していない。もう少し使ってみないとわからないが,とりあえず通常業務にはすぐにも使えそうだ。
 新しい検索技術に関しては,すでにちょこちょことその威力を垣間見ているところ。また使い込んでからご紹介をしたい。それからビデオチャットもなかなか素晴らしい。さっそく4人同時ビデオ会議に参加させてもらったが,回線速度やマシン性能に縛られるとはいえ,実用的なコミュニケーション環境が得られた。なによりトラブルもなくスムーズに遠隔地の人たちとビデオチャットできたこと自体が驚きですらある。道具は本来こうでなきゃ。
 そんなわけで,私はすでにTigerです。炊飯器はサンヨーだけど。

GWの宿題

 GWがスタートする。新年度が始まり,慌ただしい毎日が過ぎていたところにタイミングよく訪れてくれる大型連休。毎年,とにかく水泳の息継ぎのように待ち遠しい。もっとも持ち帰りの課題も多くて,5月連休明けの会議に向けて,資料づくりもしなければならないし,職場の自己評価に関する原稿もあって,あんまり遊んでもいられない。
 駄文を書く余裕が相変わらずない。先日の教育課程実施状況調査の結果についても書きたいところだし,大村はま先生が亡くなったニュースなども触れてみたいし,雑読さえしていない本の紹介もしたいところだが,なんだか後手に回っている。教育らくがきFilesという企画も進めたいというのに。
 この数年で,下手だった時間の使い方がますます下手くそになってしまった。スケジューリングの基本から考え直して,自己意識の改革をしなければならない。ただ,どうも睡眠不足がたたっているのか,慢性疲労なのか,ボーッとしがち。基礎体力をつけることも真剣に取り組まないと,何もかも独りでやらんといかんから大変だ。さて,頑張るか。

教育らくがきFiles No.002

 夜更かしして,学力問題に関わる文献資料のリストを触っていた。中途半端に放っておいたため,あまり出来のいいリストではないのだが,せっかくなので教育らくがきFilesの一つとして盛り込もう。

教育らくがきFiles FileNo.002 「学力問題周辺文献資料不完全リスト」はこちら
(ExcelファイルをZip圧縮)

教育らくがきFiles開始

 Webサイト「教育フォルダ」では,新たな企画をスタートすることにした。なんとか,駄文の隙間に入り込んだちょっとくらいは役立ちそうな情報をまとめられないかと思案していたが,今回「教育らくがきFiles」という情報ファイルシリーズを製作することにした。
 本当はまとまった著作物でも執筆するつもりで開始したかったが,どうもそれをするのは歳をとって落ち着いてからの方がやりやすそうなので,様々なファイルが中途半端に同時並行的に執筆されていく形をとることにした。順番とかも気にしていると書けなくなるので,そういう配慮はバサッと捨ててしまうわけだ。

教育らくがきFiles FileNo.001「学力」はこちら。(実験版なのでちょっとサイズは大きい)

 いろいろ問題も出てくるとは思うが,一つのチャレンジとして,またこっそり見守っていただければと思う。とにかく,私にできることは,インターネットによる教育研究成果の情報提供に関する試みを不完全でもやってみせることだ。特に一般の人々にとってのアクセシビリティ配慮やミーハーっぽさやユーモアなどを活かした興味関心の引き出しをやってみたい。
 さて,今回の企画は長続きするかな,どうかな。

20050421

○非常勤先へ。
○教育学講義。第1回目はガイダンスとさわり。ざっくばらんに質問に答え賑やか。
○書店へ。また散財。積み上がった蔵書をそろそろまとめてご紹介しなければならないなぁ。
○帰宅。
○夕食準備。読書。思索。

20050420

○6:30頃出掛け。眠たい。とても眠たい。どうしても眠たい。電車でぐっすり。
○授業。
○出張準備。高校の「総合的な学習の時間」の講師として,進路のお話をすねための資料準備。
○出張。高校で高校2年生20人を相手にしゃべる。
○書類整理。
○20:50頃帰宅。珍しく早い帰宅で,夕食を自炊。

20050419

○7:30頃出掛け。
○授業。行事やら何やら続いて,火曜の授業はやっと第1回目。
○昼食。カレーライス。
○授業。
○メール。ときに重大なメールは,束になって届くことがある。
○22:00頃帰宅。

授業準備

 新入生歓迎の行事も一段落。ようやく通常授業モード。準備万端なら楽なことこの上ないが,素材集めだけして組み立てはまだというのが実情。せっかくのチャンスなので,受講生の様子も加味しながら,抜本的に見直しをした方がよさそうだ。

 それにしても21世紀(平成13年・西暦2001年〜)に入って,すでに4年が経過したことを皆さんは実感されているだろうか。確か「少数計算のできない大学生」を発端にした学力論争は世紀をまたいだ出来事。そしていま再び,『中央公論』や『論座』や『世界』といった総合月刊誌上を「ゆとり教育」なるものへの批判や学力向上策の必要性を訴える論考が賑わせている。時間の経過の速さに驚くほかない。
 平成10年,11年に改訂された学習指導要領。それが実施されるのは平成14年,15年であった。平成15年には学習指導要領の一部改訂が行なわれ,平成16年には学習指導要領について不断の見直しと全体見直しがスタートした。文科省が方針転換したという議論は機会ある毎に報道されるが,平成15年の改正に「総合的な学習の時間」の一層の充実が示されたにもかかわらず,平成16年の見直しの発端が国際学力調査結果への懸念と「総合的な学習の時間」への批判的見解にあったことから,その朝令暮改ぶりに誰もが混乱を意識した。

 平成17年1月28日付けで答申「我が国の高等教育の将来像」が中教審から出された。18歳人口減少の中で次代の高等教育をどうデザインしていくかが問われた。初等中等教育から高等教育までを各段階の特質を踏まえつつ一貫した考え方で改革していく視点の必要性が謳われている。答申に言われるまでもなく,大学生き残りの時代において,教育の効果と質の向上のために授業方法レベルからの再構築が必要になっている。さて,だからというわけでもないが,授業の準備準備。

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20050415

○7:00頃出掛け。今朝は車で出勤する。
○プリント準備。1時間目から使うプリントの印刷やら何やら。眠たい‥‥。
○授業。
○昼食。ゼミ生達とバイキングレストランへ出掛ける。親睦と今後のゼミ運営など相談しながら。
○校務。
○授業。
○書類・出欠整理。
○23:30帰宅。

20050412-14

○6:45頃出掛け。
○新入生合宿行事。
 静岡にある大きな施設で二泊三日の合宿をする。今年は最小限の引率人員なので大変ではあったが,スムーズに進行した。クラス指導担当者として,クラスの学生達と関わる。とにかく名前を覚えることが大事なので,行きのバスの中で名字だけでも覚える努力をしてみた。女の子は,似たような姿見た目が多くて覚えて峻別するのが難しい。ところが不思議なもので,顔と名前を心の中で繰り返し復唱し続けていると,担当クラスの学生達がすっと立ち上がって見えてくる。この感覚を表すなら,経験した者にとって「心を開いた結果」とでも表現するのがピッタリくるが,それだと経験がない限りはさっぱりわからない感覚表現かも知れない。
 とにかく朝から晩まで,たっぷりと労働し,すっかり疲労困憊で戻ってくる。少し職場で休んでから,帰路に書店に寄ることはできたが,とにかく何かしようとすると眠気が襲う。とにかく次の日からさっそく通常モード。朝から授業だ。
○21:20頃帰宅。