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美声に追悼

 中江真司さんが亡くなられていたことをついさっき知った。この方はナレーターとして有名で,「トリビアの泉」や任天堂のCMなどでもその声は広く知られている方である。
 美声や個性的な声をお持ちの方が亡くなられるのは,またある種違った寂しさを感じる。録音された声が流れてくれば,その人が生きているようにも思えるし,けれども,やはり新しい言葉を聞くことはないし…。
 落ち着いた声でゆったりとしゃべることに憧れる。社会に出てからは,落ち着かないテンポで日々が過ぎていくので,すっかり高い声で早口の落ち着きのないしゃべりになってしまった自分が悲しいが,元来,私自身は,もう少し低いトーンで落ち着いてしゃべりたいとずっと思っている。ただ,そうすると一気に老け込む感じもするので,今度は日々の慌ただしさに対抗できなくなってしまうのが悩ましい。
 秋以降,時間ができたら,大人のポッドキャストを録音してみようかと思ったりする。それにしても,今後,任天堂のCMも特番のトリビアも,あの声で楽しめないと思うと,やっぱり寂しいものである。

りんの予定

※これは本人の備忘用なのですが,更新するのを忘れちゃうこともあるのでご容赦を。これ以外に,平日などは大学院で講義受講しており,毎週木曜は夜までゼミです。
【りんの主な予定】

6/1 外部会議
6/2 BEATセミナーでカメラマン代役バイト
6/4 ★放送とメディアリテラシーのレポート
6/5 ThinkingForest手伝い
6/6 船橋市小学校現場お出かけ(with Sky)
6/7 ★ゼミ発表
6/8 学情研予備審査バイト
6/9 Education EXPO出席
6/15 外部会議(at 多摩)と外部会議(at 丸の内)
6/16 学情研審査員バイト
6/20 相模原市小学校現場お出かけ(with Sky)
6/21-28 ★修士研究計画提出期間
6/25 MTクラブ(大阪)

7/4 ★質的研究法 発表担当(!)
7/5 ★書評担当(!!)
7/6 ★学習環境デザイン論 発表担当(!!!)(要調整)
7/9 府中市小学校現場お出かけ
7/10 ☆日本教育情報学会発表原稿締め切り日(!!!!)
7/12 ★ゼミ発表担当と★英語文献担当(!!!!!)
7/18 外部会議(at 新川)
7/19 ★デジタル教材設計論 発表担当(!!!!!!)
7/20 外部会議 学習環境デザイン論
7/21 M1集い
7/22 思い出可視化WS準備
7/23 放送とメディアリテラシー
7/25 初等統計学試験
7/26 普段着のICT活用セミナー
7/27-28 三宅なほみ先生集中講義
7/30 放送とメディアリテラシー課題締め切り日
7/30-31 三宅なほみ先生集中講義

8/1-4 椙山女学園大学集中講義
8/6 思い出可視化WSプレ実施日
8/11 思い出可視化WS本番実施日
8/13 ヴィゴツキー打ち合せ
8/20 ☆日本教育情報学会発表
8/21 ヴィゴツキー打ち合せ
8/24 外部会議

9/7 外部会議
9/8 ゼミ合宿(同志社女子大学)
9/9 ゼミ合宿
9/10 ゼミ合宿(CAMP大川センター)
9/21 外部会議
9/22-24 日本教育工学会大会

10/12 外部会議

11/9 外部会議
11/30 外部会議

12/21 外部会議

1/18 外部会議
1/25 府中市小学校公開研究会

2/8 外部会議
2/29 外部会議

3/21 外部会議

どうなるのだろう

 20日に教育改革関連3法が成立した。主に教師と学校と教育委員会に関する事柄で大きな変化が予想されているが,成立した枠組みの中で,最適解を求めていく試行錯誤が始まるのだろう。教育予算に何らかのプラスがあることを祈ろう。
 母校から伝わってくる残念なニュース。複雑な気持ちが交錯する。端的にはショックである。
 7月に発表などの宿題が集中している。あれこれやらなければ…。

DSを買った

 駄文が硬直化して,遠回りできていないことは分かっている。面白味が感じられない。政局を気にすることも大事とはいえ,どうしても嘆き節になる。そういう調子は,もう閑却してしまおう。駄文らしくない。
 だからといって楽しい話題があるわけでもない。先日,ニンテンドーDSを買ったという話題が明るいかどうか…。京都府の中学校がDSを使った英単語学習の効果として,中学三年生の語彙が4割前後増したと報告した。それに触発されたわけではないのだが,そろそろこのデバイスを触れてみたかった。
 ははは,なるほどなぁ。ゲーム&ウォッチを思い出した。大人の手には付属のスタイラスペンは短いが,周辺メーカーがいろいろなオプションを販売しているので,持ちやすいペンを別に購入すればいい。それにしてもペン入力の親しみやすさは体験すると気持ちいい。
 改めてDS向けにリリースされているソフトの種類に驚く。プラットホームとしての出来の良さ(二画面やペン入力,無線LAN内蔵など)もさることながら,その普及率の高さが単なるゲーム機以上の可能性をもたらしているのだろう。

 DSは買ってみたものの,幸い,ゲームをしてみたいという衝動は起こっていない。とっくの昔にTVゲームは卒業したファミコン第一世代。興味はパソコンやインターネットに移ったし,それさえ不健康だと思うようになったから,やはり私はアナログな人間だと思う。
 パソコンなんてね,道具としてちゃっちゃと動いて,人間の邪魔をしないことが大事。シンプルな道具性を,気持ちよさを伴って提供できるかどうかが問われるのだと思う。そういう意味ではDSってなかなかシンプルだし,手書きの気持ちよさを活かせる面白いデバイスである。

能鑑賞

 能鑑賞に誘われた。テレビのチャネルを変える過程でチラッと見るのを除けば,能を見た経験はなかったので,今回能に接するよいチャンスをもらったことになる。
 少々遅刻をしてたどり着いた国立能楽堂は千駄ケ谷駅の近くにある。本日の演目は狂言「飛越」と能「須磨源氏」だそうだ。
 能というと独特なテンポでセリフをまわしていくうえに,眠たくなるというイメージがある。実際,途中何度か意識を失った。いやはや,昔の人はあれだけ間延びしたようなセリフを聞いて内容がわかったんだろうか。
 けれども、実は能は途中で眠ってもよいのだという。もともとこの世とあの世が混ざり合うような内容のもので,あの独自な調子も,実は観ている者をそうした世の往復へ誘うためだという(私の理解が正しければ…)。
 そんなわけで,存分にトリップしながら能を楽しませていただいた。どちらかというと途中から観た狂言の方が面白そうではあった。楽器も何もないセリフだけの短い演目である分,その調子が面白く感じられた。

 今回の能鑑賞は海外からの来賓の観光に便乗したもの。英国ブライトン大学のAvril Loveless教授が,札幌で行われる日本教育工学会研究会で特別講演をするために来日している。
 以前からいろんな先生方が「アブリルさん」「アブリルさん」とブログに書いたり口にしていたので,そういう方がいらっしゃるのはわかっていたが,英国まで出かけた1月にも会うことはなかったので,今回初めてお会いすることになった。とてもほっそりとして優しそうな英国女性。私の拙い英語にも笑顔で接してくださった。
 今回の観光や講演の通訳には関西大学大学院の岸さんが活躍されている。英語も堪能だが,「アラビア語の通訳ならもっとできます」という強者である。学会などでよくお会いするようになったが,その才能の欠片でもわけて欲しいと思う。
 能の「序破急」の構成について岸さんが英語でいろいろ説明するのに難儀する中で,「破」の部分に対するアブリルさんの理解がパッと明るくなったのは面白い状況だった。同じワールドにおける異なるディメンションの混在がもたらす「破」の状況設定について,日本の映画を理解するのにも興味深い解釈を得たみたいだった。
 さまざまな言語におけるライティングの論旨展開について,英語は直線で日本語は螺旋だという有名な対比があるが,それにも通じるものがあるのだろう。

 能は長さが約80分で,物語は大変シンプルである。シンプルゆえに意識は遠のくが,その遠のきこそに能の神髄があり,そして演目が終わり舞台から演者が誰もいなくなった「無」によって完結するところなどは,「シンプル」という片仮名語を使うことを拒む,むしろ「洗練」された日本芸能文化の極みを見るべきなのだろう。
 また機会があったら行きたいと思った。

メディアとともに

 メディア関係の私的記録を2つほど。

 2月に西オーストラリア州・パースという街の周辺でメディアスタディ関連の学校視察を行なった。そのとき訪れた一校がOrange Grove Primary Schoolであった。
 この学校はポッドキャストを学習に積極的に取り入れていることで豪州内でも有名。定期的にポッドキャストの番組を子ども達が制作をして世界に発信している
 3月分であるエピソード11では静止画像入りのポッドキャストにも取り組んでいて,その回に私たち視察団の代表である中川一史先生がゲスト出演している。
 4月分エピソード12ではビデオポッドキャストにもチャレンジしていて,ますます活発のようだ。

 Intel教育支援プログラムについては以前ご紹介した。そのプログラムに関わる関係者による「MTクラブ」という集まりがあるのだが,そのフォーラムの様子がWebサイトに紹介された
 いままで教育支援プログラムは,どちらかというとインテル社が独り相撲しているように見えて,内部の活動はベールに包まれていた。
 今回の「MTクラブ活動報告」によって,このプログラムが実際の教育現場にどのように入り込んでいて,どんなネットワークを形成しているのか,その一端や雰囲気を知ってもらえるのではないか。
 実際,西洋の香りばかりするインテル教育支援プログラムのWebページ群の中,今回のページでやっと日本の教育現場の香りがするようになった気がしないだろうか。
 そしてこのガヤガヤ感に誘われて,もっといろんな方々にインテル教育支援プログラムと関わり合っていただきたいと思う。まさに「寄ってらっしゃい,見てらっしゃい」なのだ。
 唯一の問題点があるとすれば,わたくし林向達が最後に現れて,お恥ずかしい姿を晒していることか。今回の写真はどこかのマッドサイエンティストみたいな笑みである。やはり私は表に顔出すべき人間ではない。
 まあ,その部分は見て見ぬふりしていただいて,ぜひ日本におけるプログラムの利用や活用を盛り上げるのにご協力いただければと思うのである。

春の来客

20070330_ueno 東京は一足早くに桜満開となった。春の訪れを感じながら上野公園にある桜並木を歩く。
 かつて同僚と3人で歩いた思い出の並木だ。3人とも職場を離れて新しい場所で頑張っている。複雑な思いがないわけではないが,結果的には良かったのだと信じよう。

 前職でお世話になった先生が来京。別の大学に移ったあとも私たちを可愛がってくださっている。「あなた私の息子同然なんだから」と焼き肉をご馳走していただいた。思い出話など,いろいろとお話をする。
 時代の移り変わりを語るとき,私たち若い世代は何を引き受けることができるのだろうかと考えてしまう。高齢社会,団塊世代の大量退職など,シニア世代の存在は今までにないほど注目を集めている。元気なうちはいい。けれども,衰退していく体力や気力という現実は,私たちが考えている以上に辛いものかも知れない。若い世代は,それに辛抱強く付き合うことができるのか。あるいはそんな話はたんなる杞憂なのか…。
 美味しい焼き肉を堪能。いや,ちょっと食べ過ぎた。とにかく幸せをいただいた。

 翌日,W先輩と待ち合わせする駅へ。打ち合わせの仕事を終えて向かうと聞いていたが,いつものスタイルで待ちかまえてらした。さすが,何があろうとゴーイング・マイ・ウェイなところは先輩らしい。
 在学時期が重なることはなかったが,出身大学の直属の先輩ということで,いつも気にかけてくださる。この頃の駄文が暗い雰囲気だったことも心配してくださっていて,会ったら「意外と元気そうでよかった」とのこと。
 やはり思い出話を含めて,今後のことなどいろいろ助言していただく。学術作法の修行不足について,しっかりと指摘されながら,この機会にしっかり身につけるように励まされる。気が多いという私の欠点もよく分かっていらっしゃる。

 いやはや先輩と話すと何より,この「教育らくがき」というブログを読んでいる人達の存在を聞かされる。遙かにスマートな人々に読まれるというのは,光栄でもあるが,私の浅はかさを見透かされていると思うと複雑な気分でもある。皆さん優しいから何も言わないが,「そりゃ違うでしょ,りんさん」と言いたいときも多々あろうことは,長らく駄文を書いていて不思議と空気が読めるものである。
 果たしてこんな駄文を今後も続けるべきかどうか。もっと理性的で,論理的で,確固とした根拠の基づく,健全な学術ベースの教育議論を目立たせていくことこそ大事なのではないか。そうも思う。
 とはいえ,あえて止めるとも続けるとも決める気はない。もはや駄文を書き続けて10年以上である。そのときが来たら,「ハイそれまでヨ」と消えればいいこと。

 「りん,わるいな,言い過ぎて」なんて先輩はいつものように温かい目で告げる。歳をとれば叱ってくれる人はどんどん居なくなる。そう思えば,その「言い過ぎた」言葉は有り難い。
 すっかり酔っぱらった先輩を一晩泊めて,翌朝もあれこれ語らう。昼食後,先輩と別れてから上野へ。桜並木を眺めながらゆっくり歩く。天気も良く,骨董市なども開かれて公園は賑やかだった。
 春,これから始まる物事に心馳せる季節である。

第二ハナチュー

 お正月どうお過ごしだろうか。大晦日から年明けまで夜更かしをして、お寝坊な元旦を迎えた方も多いと思う。私ものんびり起床して、近所の神社に初詣という、いつものお正月を過ごしている。
 「初夢」は大晦日から元日にかけて見る夢なのか、それとも元日から二日にかけて見る夢なのか、見解が分かれるようだが、とりあえず後者というのが一般見解だと聞いたことがある。というわけで、今夜の初夢によい夢が見られるように、いろいろ準備しておこう。
 妹と出かけ初買い物。普段使いするベルトを買った。今年はいろいろ気を引き締めていこうかというおまじないみたいなものか。そして初雑誌買いとなったのは『ハナチュー』と『ニコラ』というローティーン雑誌である。
 『ハナチュー』2月号の特集は「元祖・花の中学生リアル白書」というわけで、いわゆるローティーン達がどんな事に関心があるのかを知るには面白い記事が掲載されている。
 いやはや、老舗『SEVENTEEN』誌など、このセグメントの雑誌群の存在は認知していたが、その内容についてはあまり意識してこなかった。あらためて中身を覗いてみると、ギャル系、お姉系の雑誌の内容をダウンサイズしたというか、アレンジしたような内容の情報が目白押し。この情報量を日々、嬉々としてやりとりしている子どもたちを相手に教育実践するのだから、教員のリテラシー能力の相当なパワーアップが必要に思える。
 『ハナチュー』編集部調べ(N=3000)によると、女子中学生が一日にケータイを触る時間は171分。うち111分がメールで、40分がサイト閲覧らしい(ちなみに通話は別個に調べて平均28分らしい)。
 将来の職業は、1位「保育士」、2位「美容師」、3位「パティシエ」となっており、以下4位「モデル」、5位「看護師」、6位「教師」らしい。いつの時代も保育士志望が多いというのは有り難いが、保育士の質が問われている時代だけに、安易な気持ちで志望することが難しくなっていくのかなとも思う。
 こうした雑誌の中の女子中学生達が標準ではないのは重々承知。アンケート調査の母集団やサンプルの妥当性も怪しいものだ。むしろ、これらはマーケティングやプロモーションに属するものなのだから、実態を知るというよりは、子どもたちがこんな物語をあてがわれて影響を受けているという状況を知る点でしか意味はないだろう。
 けれども、こんな情報誌に思いを馳せたり、日々を自分たちの物語で慌ただしく生きている多感な子どもたちに、これから私たちはどんな世界を提供していくべきだろう。それを為し得るのが、決して教育界ではないということだけはハッキリ予感されている今日に、それでも教育に携わる者として何が出来るのか考える人々を、この教育らくがきで励ましていきたいと考えている。
 さて、2007年である。The Economistからハナチューまでを同列に扱う教育関連サイトは、世界広しといえどもこのサイトだけかも知れないが(あんたが物好きなだけだと月並みなツッコミしないように…)、全てのものから学ぶ姿勢を今年も取り続けていきたいと思う。
 文章が長くて読む気がしないとか、論理が飛び飛びで理解不能だとか、いろいろあるとは思うが、所詮駄文である。そんなこと分かった上で、今年もこっそりとお楽しみ頂ければと思う。
 さあ、第二ハナチュー(花の中年、しかも年男だ)として、2007年も頑張って参ります。どうぞよろしく。

よいお年を…

 暮れの気分を高めようと意識はしているのだが、相変わらずそれっぽくない大晦日。気分はともかく、あともう少しで2006年が去りゆく時刻となっている。
2006ronten さて、いつもなら今年1年を振り返る企画をしているのだが、実家に戻ってすっかり休暇モードになっているため、「教育論点2006」を図にして済ませることにしよう(購読している日本教育新聞から話題を拾った)。
 教育界今年一番のトピックは「教育基本法改正」を始めとした教育改革のゴタゴタ騒動であろう。この国の教育に関して、責任を持っているにもかかわらず動かなかったり、黙して支えるべき部分が騒がしかったりと、ほとんどすべてがちぐはぐになってしまったことが露呈したともいえる。「教育の政治問題化」、今に始まったことではないとはいえ、これが今年の教育界であった。
 と同時に、これほど教育について誤解やミス・リーディングが放っておかれた年もなかった。その象徴的存在ともいえるのが「教育再生会議」であろう。もうハチャメチャである。
 The Economist誌の年末年始号では、日本の教育に関して「The wrong answer」と題する短い記事を掲載している。OECD-PISAの順位が低下したこと。日本政府の教育改革は、若い人たちの批判的判断能力を育成することよりも、愛国心を育成するように教育基本法の書き換えにご執心だったこと。伊吹文部科学大臣が日本の小学校には英語外国語を教育する余裕はないと信じていること。新基本法が教育勅語を思わせること。日本には抜本的な教育改革が必要であること。なぜなら、日本は目を見張る経済変化を経てきたにもかかわらず、教育制度はほとんど何も変わってこなかったこと。そして経済的成功が、皮肉にも若い人たちが現代世界で成功するための創造的な技能に注意を向けさせずにきたことを書いている。
 はっきりいって、諸外国から見た日本の教育界は、本当にずたぼろなのだ。ところが、肝心の日本の人たちが、その事にほとんど関心を持っておらず、「いじめ」だ、「未履修」だと、分かりやすいテーマについてマスコミに乗る形でだけ騒いでいる。
 ただ、そうした議論において、さすがに人々のうんざり感も増しており、こうした議論の在り方のおかしさに気がつきつつあるのは、不幸中の幸いである。2007年は、きっと関連法案に関する議論の中で、より有意義な議論が起こることを期待したい。
 さてと、そんなこんなで今年もあと数十分という時刻である。私個人にとって、感慨深い一年であった。来年はさらにアグレッシブな年になりそうである。いやいや、そうしないとね。
 本年も教育フォルダ&教育らくがきをご愛顧くださりありがとうございました。皆様もどうぞ、よい年をお迎えください。