のんきなゴールデンウイークを送る一方で,職場の自己点検・評価報告書の原稿をちょこちょこ書いている。書いているとつまらないのでOSの新機能いじったりしてるんだけど‥‥。とにかく休日も派手さはないが,じわじわ仕事。きゃ〜。(壊れかけている自分)
皆様はもう忘れてしまったかも知れないが,この国は平成13年に教育改革六法案なるものを通し,平成14年には学校教育法などが一部改正された。その中で,大学は「教育研究水準の向上に資するため,(中略)自ら点検及び評価を行い,この結果を公表するものとする」という定めが加えられたのである。そしてそれとともに「認証評価機関」という第三者機関の評価を受けなければならないということになった。要するに報告書を作成した上で,嘘偽りがないかどうかをチェックし保証するわけだ。(こんな答申がある)
日頃のちっぽけな取り組みを積み重ねて筋道立てて説明をするというのは,なかなかどうして難しい。研究は自分の世界だからそれらしく描けるとしても,教育は相手あってのもの。「どうして,そうされたんですか?」と質問されて,「相手が望んでいたから」「いや何でも有りです」「もはや,四の五の言っているご時世ではありませんので」と答えて許してくれるならいざ知らず,どんなポリシーでやっているのか突き詰めて問われても,貢献できることを目標に固定観念に囚われず努力するのみ,と書きたいのが本音だ。
私が担当しているのは「情報」関係の部分だ。大学の情報機器設備にはどんなものがあって,どうなっているのか,それらを教育研究の水準維持向上のためにどう利用活用しているのか。情報メディアセンターという組織がどんな仕事をしているのか。そういう事柄を説明する。後日,評価員の方々がやって来たときに,その報告書をもとに監査することになる。
書くことがないわけではない。ただ,過去の雑事や実績をちまちま書くのは性に合わないらしい。しかも休日にする仕事じゃないなぁ。かといって平日に出来る仕事でもないなぁ。‥‥そういう職場です。僕も船曳先生のように個人秘書雇うかな。