闘う場所

 賑やかな広島の夜を過ごした後,大阪では優雅なパーティー。懇親会の雰囲気も対照的な2つのお出掛けだった。私自身はどちらも好き。そんな優柔不断さを持つ。ん?柔軟性があるってことにしましょうか。
 大阪での懇親では,初めての方が多かったにもかかわらず,皆さんとても仲良くしてくださるので,とても居心地が良かった。そういう場面に迎えていただけることに感謝。あまりに快く迎えてくださるので,むしろ気後れしてしまう面がないわけではないけれど,気負わず自分なりに関わっていければよいなぁと思う。
 ワインと素晴らしい手作りイタリアン料理に舌鼓を打つ。一線で活躍している皆さんの雑談は,背景とかさっぱりわからないが,想像しながら聞くだけでも楽しい。なにしろ刺激を受けるし,勉強にもなる。NHKで活躍している人,パロアルトに憧れている人,名古屋に引っ越しに来る人,大学院に進んで学べることに期待を抱いている人などなど,活躍の場がとても賑やかな人たちと一緒に過ごすひとときに酔いしれていた。本当に皆様に感謝。


 最近,父親にアドバイスをされた。「日常の校務で忙しいのはわかる,しかし,闘う場所がここ(つまり研究という場)であると決めるならば,そのために努力しなければ。」 実は広島でも先輩に同じようなアドバイスを受けた。たぶん大阪で受けていた刺激も,こうしたことを示唆していたのかも知れない。
 大阪で一泊した翌日,早めに名古屋に戻った。皇太子が来るというので名古屋駅周辺は警備が強化されていた。その中でジュンク堂書店に初めて足を運ぶ。しばし日常校務を忘れて,純粋に研究モードで書棚を眺められた時間が嬉しかった。その気持ちを得るために,もっと闘わなければならない。闘う場所は,もちろん研究の分野。頑張らないと!

闘う場所」への2件のフィードバック

  1. 野田裕美子

    こんにちは。投稿を読ませて頂いております。教育に興味をもっています。教務と研究、私も研究職に就きたいです。勉強は本当にこれからなのですが、少しコメントさせて頂きました。

  2. りん

    いらっしゃいませ。コメントありがとうございます。野田さんは研究職志望なのですね。どうか頑張ってください。この分野を想って活躍してくれる若くて優秀な人たちが増えることを期待しています。大丈夫,少しずつの積み上げが勉強の成果になります。「教育らくがき」が刺激や息抜きのお役に立てれば光栄です。今後とも「こっそり」お楽しみくださいね。

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