オープンキャンパスと人生と

 今日の,日曜日に職場でオープンキャンパスを催した。この一週間は,そのための準備というか,用意というかで費やされた。日頃の活動の積み重ねが数字として出てくる。いやはや,たくさん来校した。頑張りすぎじゃないかと思うくらい。手前みそながら,全国の短期大学における志願者数(自己申告にもとずく)ランキングでベスト20に入ったのは伊達ではないのかも知れない。
 けれども,私自身の,この落ち着きない日々はどうしたことか。せっかくの夏休みだというのに,勉強に費やす暇がない。というか,そのための余力が手元に残らない。なんだか全体的にお疲れモード。
 そこで,ちょっと人生について考えてみたりもしたのだ。このまま職場に居続けたとして,私自身はどうしたいと考えているのか,私の周りはどう変化していくのか。いまの自分には,普段考えている以外に,どんな蓄積があり,どんな能力が備わっているのか。そういうことを考え始めてみたところなのである。
 私は,21世紀に入るところで,いまの職にこだわらないで前進したいと抱負を述べていた。そして,そのことを意気込みとしてだけではなく,本当の実行に移す時期なのではないかと感じ始めてきた。
 「何かを成し遂げようとするには,必要なことはすべて進んで実行する自発的な態度が必要である」。これは私が好きな書の一冊であるマイクハーナッキー『成功の扉』の言葉だ。守りに入ったら何かを成し遂げるのは難しい。自分自身にもう一度,違った賭けをしてみようかと思うのである。