長月二三日

 日本教育工学会の最終日を終えて,翌日徳島に戻った。シルバーウィークの東京滞在は,3年間の東京暮らしを少し冷ました後で,その距離感を味わってみるような時間だった。また,訪れたいと思えたのだから,よい距離感なのだと思う。

 連休の疲れ?を連休最終日に癒しつつ,すでに後期が始まっているから休み明けの授業の準備をするため職場に来る。録画してあったニュース番組をチェックしたり,学会で会うことの出来た人たちを中心にTwitterのフォロー返ししたり,買って持ち帰った本を眺めたり,いろいろしているうちに時間も経つ。

 『技術の哲学』という岩波テキストブックは,日本教育工学会のシンポジウムなどで語られた問題を考えるのに良い材料を提供してくれそうだったので思わず買って帰ってきた。プロメテウス神話にいろんなバージョンがあるということを説明してあって,なかなか面白い。またシンポジウムについての駄文を書くときに引用したい。

 研究に関しては,山のように宿題があるので,後手に回っているが論文執筆も含めて継続的に取り組んでいこう。新しいことの仕込みも進めていかないと…。

 要領が悪いのは相変わらずだけれども,とにかく頑張っていきましょ。