里帰り&集中講義

 夏になると担当している集中講義がやって来る。いつもは8月初めに予定が組まれるのだが,今年は8月末から9月にまたがる4日間だ。どこの大学も予定組みがどんどん困難になっているようだ。

 集中講義先は,実家近くなので,この機会は里帰りも伴う。

 こうして今でも実家の家族と過ごす時間を持てるのは幸せなことではある。買い物の手伝いや実家の草むしりなどして数日を過ごし,さて,そろそろ集中講義の態勢に切り替えなくてはならない。

 普通に実家生活を送ると,一応ネット接続はしているが,普段のようなネットコミュニケーションの連鎖と距離が生まれるので,メールもブログもTwitterも放ったらかしである。こうしてようやくブログなんかは書いてみたりする。

 先日は「教育の情報化ビジョン(骨子)」が出たり,ハーバードのサンデル教授が来日してあちこち講演を開いていたり,「光の道」構想の書名をソフトバンクが集め始めたり,民主党代表選が近かったりと賑やかではあるが,どれもピンとこない状態で,モヤッと感は否めない。

 どうしてピンとこないのか,集中講義をやりながら自分に問うてみたいと思う。