Macの前進

 BEATセミナーの懇親会の席,アップルのマッキントッシュの話題で盛り上がった。出版界,デザイン教育界,米国在住経験者といった面々が居て,誰もがマック経験者。さらにNECのPC-9801シリーズの話題も飛び出して,楽しかった。
 シェアを反映してか,「教育の情報化」の諸々の前提もWindows(Win)中心に語られてしまうことが多い。もっとも一昔前に比べるとOS対立の構図は鳴りを潜め,MacとWinは「操作が違う」という程度の認識に収まりつつある。Macが風前の灯であった頃を思えば,シェアの圧倒的差はどうあれ,これからもMacが残り続けるだろうという安心のある今は,愛用者にとって有り難い状況である。
 ぼちぼちと教育利用を主眼においたマック情報ブログの更新をしたいと思っている。ソフトウェアの豊富さもWinが圧倒的であるとはいえ,Macにも使いでがありかつエレガントなソフトがたくさんある。そういうものを紹介していくことも大事なので。そうすれば,プラットフォームとしてのMacが,どれだけ安心できるものなのかも理解してもらえる。それはセキュリティとかそういう話というわけではなく,プログラミング基盤としての安定を主に意味している。
 ちなみに8日未明に,新しいMacOS Xが公開される。すでにOSとしては一定のレベルに達しているので,使いやすさや機能の進化が注目されている。また,Winとの相互利用に関しても何かしら進展が予想されている。
 願わくは,もっとハードウェアのラインナップを充実化して欲しいものだが,まあ,その辺は気長に待つしかないか。とにかく新製品にわくわくしている今日この頃だ。