水無月10日目

 今日は大学見学に出かけた。たくさんの人たちと一緒にたくさんの説明を聞いて,学問や研究の面白さのようなものに触れられたのは楽しかった。どんな形になろうと,そうした最先端の取り組みに関われるように精進していきたい。
 TOEFLの得点キャンセルの件は,(有料なのが玉に瑕だが)復活を申し込むことにした。TOEFL Servicesに国際ファックス。近くにフェデックス・キンコーズがあって助かった。普通のコンビニでは国際ファックスが出来ないから…。とにかく,こちらも今後頑張ろう。
 前の職場の大学案内を取り寄せた。在職中に職員さんたちがつくっていたものなので成果を見たかった。9年間ご厄介になっている間にも大学案内のパンフレットというのは様々に変化したことを覚えているが,今回はここ数年と比べるとコンパクトになって,別に小冊子がつくようにアレンジされた。昔も似たようなアレンジがあったので,懐かしい感じ。幾人かの教え子や卒業したOGも登場していて,そういう点でも懐かしい気分を味わった。私もある意味,卒業生か。
 書店で『フラット化する世界』を見つけた。書名は聞いていたが,どんな本だろうと思ってパラパラと。お金が無いけど,下巻だけ買ったので,読んでからまた感想を書こう。フラット化自体の発想は目新しいものではないけれど,こうやって世界的なジャーナリストが膨大な取材の上に描くと話題になるんだな。ちなみにその本の隣り,未来学者トフラー氏の新著『富の未来』っていうのがあった。こっちも話題になるんだろうか。本の帯を見ると,今までのアイデアを全部ぶち込んだ感じになっているけど,新しいのかな?