ぎりぎりまで学会発表要旨原稿を書きなぐり続け,速達で送った。なんか修士論文の構想レジュメみたいな出来になったちゃったのは,研究再開リハビリのため原点回帰しているせいもある。たぶん「急がば回れ」なんだ,今の俺は。
本来ならば,そのまま当日配布ハンドアウトの作成作業に移行すべきところだが,一段落もついたことだし,日頃積み残してある用事を済ませる。メール書いたり,家庭雑貨を買いに出掛けたり,実家の両親と食事したり,新聞記事をスクラップする。
新聞記事のスクラップは時間がかかった。教育関係の記事が載った朝日新聞を実家からもらって貯めていたのが,かなりの量になったので,この機会に記事部分を切り抜く作業をしたわけだ。2002年や2003年あたりは,シリーズ記事が賑やかだったし,PISA学力調査の結果の悪さに騒いでいたことがわかる。ちなみに,この頃はフィンランドの教育に注目が集まっており,『教育』2005年6月号は特集を組んでいるし,今度の第10回OECD/Japanセミナーでも講演が予定されているようだ。
もっとも新聞記事のスクラップを代わりにやってくれる雑誌がある。ニホン・ミック『切り抜き速報・教育版』とクレヨンハウス『子ども論』が有名だ。新聞代と考えれば定期購読できなくもない値段だし,教育関連の記事だけをピックアップしてまとめてくれるのは便利だと思う。残念ながら私は購読していないのだが,いつかはしたい。