仕事の依頼をいただく。現場の先生方の研究発表指導を手伝ってほしいという内容。自分自身の発表もままならないのに他の人への指導なんてできるのだろうか,という懸念する向きもいらっしゃると思う。けれども第三者として見えるものもあるのだから,そういう視点でいろいろお手伝いさせていただこうと思う。
橋爪大三郎『言語/性/権力』(春秋社2004)は,社会学者である橋爪氏の過去10年の論集となっている。理論社会学の中で氏がどのように思考を巡らせていったのか,久しぶりにちびちびと味わいながら読める本かなと思って買ったが,お仕事のネタにも使えそうなので,読み進めておきたい。