早寝早起き

 恒例の歳取りがあって,早寝早起き生活をすることにした。あえて無理しなくても歳取れば嫌でも早起きになるのかも知れないが,この3〜4年間のフューチャースクール追っかけ生活が一段落するにあたって,新たなペースを確立しなければならない時期がやってきたとも思うので,積極的に切り替えることにした。

 残業&夜更かし生活に慣れたところを朝型&早朝出勤に変えられるのか怪しいものだが,3月は授業が無いだけに融通を利かせやすく,意外とあっさり切り替えてしまった。

 いままでは夜の暗い環境の中だとゆっくり作業に没頭できると感じて寝ずに起きていたりして,それが終わりのない夜更かしになりやすく睡眠時間を短縮させていたわけでもある。

 けれども,暗い環境で作業するのが好きならば,一日の未明に作業するのも同じこと。

 残業して遅い時間に帰宅する生活も,精神衛生的にも寂しいので,明るいうちに帰るように心がけることにした。

 やってみて大きな変化は,一日が長く感じられるようになったこと。

 朝のドタバタがないので,一日の始まりに落ち着きがある。いままでゴミ出しもドタバタしていると後手に回って家の中に溜まりがちだったが,家事をしてゴミ出ししても出勤に慌てることがない。

 職場もまだ出勤する人も少ないので,残業して人が少ない環境に似ている。むしろ,学生たちが行き来しない分だけ静かなので理想的でさえある。授業が始まってみないとどうなるか分からないが,この調子なら授業の朝準備も慌てずに行なうことができそうだ。

 帰りは,明るいうちに職場を離れるのが若干後ろめたい気分が残るものの,お店が閉まっておらず活気がある頃に帰路につけるのは気分的にも嬉しい。夕食の材料をスーパーに買いに行く際も商品が残っていて選択肢が増える。

 デメリットは,テレビ番組を見てしまうと就寝時間がずれ込んだりすること。しかし,幸いテレビ離れも進んでしまったし,見たい番組は録画すればタイムシフト可能だから,これはやり方次第で解決する。これからは,自宅での作業も含めて,とことん未明や朝にシフトさせていくことがポイントだなと思う。

 また,他人と合わせて動く時には,この早寝早起きは途端に難しくなるのかも知れない。夜仕事を終えてから飲みに行くなんて機会があると,次の朝が辛いかも。まぁ,これも幸い付き合いがほとんどないので日常的には心配なさそう。

 どれだけ早く寝て,いつもの時間の早く起きれるか,ゲーム感覚で自分に課して続けよう。