学会参加サポートアプリの可能性

   

 9月19日から21日まで東京大学本郷キャンパスで日本教育工学会が開催される。私も昨年の発表の決着を付ける必要もあるので発表をする予定である。

 その準備もしなければならずノロノロと取り組んだりしているが,やはりどうしても現実逃避という悪い癖が抜けない。最近はプログラミングを復習したりしていることは,先日も書いた通りである。

 何をプログラミングしていたのかというと練習課題のつもりで「日本教育工学会・大会参加サポートアプリ」というものをつくってみた。ご覧のようなガイドアプリである。

 まあ,こんなのWebを見れば済むことでしょ,というのが現実。でも本当は,現在時刻と連動して,同時進行している発表が一覧できたり,予め聞きたい発表をマークしておいて,自動的にナビゲーションしてくれるような機能とか,発表に関するメモを記録する機能とかを組み込むと便利かなと思っている。

 いや,iPhone上で学会発表一覧を眺めると,意外とタイトルを見入ってしまうのは自分だけ?とにかくいつもの調子で手元で学会の内容を確認できるのは,なかなか新鮮な感じがするのである。最近は大会原稿集をCD-ROMで配布するようになってきたのでありがたいが,モバイル機器向けのWebサイトやアプリもあったら嬉しい。(誰がそんなコスト払うねん!という突っ込みはまったくその通りです,ははは…)

 残念ながら,このアプリは当日までには間に合わず。用意できたデータは一部だけだし,デザインもやっつけだし,プログラミングの最適化もしていないので,しばらく使うと遅くなってくる。まあ,本当に見かけデモレベル。それでもしっかりiPhone上で動いております。さすがに当日には間に合わないのでアプリ配信の予定はありません。あしからず。

 まあ,ここでご紹介するにとどめて,このノウハウは次なる研究に注ぐことにします。

 おっと学会発表の準備をしなきゃ…,あ,明日の授業の準備も忘れてた。う〜ん。