平成21年度 補正予算の見直しについて(指示書)

  平成21年度 補正予算の見直しについて(指示書)

                     平成21年9月29日
                     文部科学大臣 川端達夫

1.全体として、施設(ハード)整備に関する予算は極力見直すこととし、知的財産形成(ソフト)、人材育成・確保(ヒューマン)に関わる予算については、その必要性を十分確認した上で、事業を行う。

2.新たなハコモノ整備事業(メディア芸術総合センター整備事業、地域産学官共同研究拠点整備事業)は行わない。ただし、当該分野におけるソフト・ヒューマン支援事業については配慮する。

3.安全確保、耐震化、老朽化・狭隘化などの対策が必要な施設の修繕・増改築や設備の整備については原則として事業を行う。

4.エコ改修、電子黒板等の事業については、地方議会での予算議決の現状など地域主権、現場の状況を尊重しつつ、優先順位を十分に検証して、将来展望を見据えて事業を行う。

5.今後は、学校環境の整備、国立大学および独立行政法人等の施設整備について、これまでの整備の在り方を基本から見直し、それぞれの将来展望を明確にした整備計画を策定するとともに、それに沿って計画的・効果的な予算執行に努めることとする。