この文章はiPad上で手書き入力している。
そうなると有名になった7notesというアプリを使っていると考える人も多いかも知れないが、今回使用しているのは「mazec web client」という新しいアプリである。
7notesはそれ自体で文章入力をするアプリとして閉じた構造になっているアプリで、手書き入力もそのアプリを使っている限りで有効なのであった。
優秀な手書き機能が他の場面で使えないというのは大変もったいない。しかし、iPadのセキュリティ構造上、文字入力機能を自由にシステムには追加できない。これが可能なAndroid端末ではmazec for Androidとして手書き機能が単独で発表されたところである。
そこでなんとかiOS上で汎用的に手書き機能を活用できないかという要望に応えるものとして開発されたであろうアプリが、mazec web clientというわけである。
何が出来るのかというと、これはwebブラウザなので、Webサイトが見られる。そして、Webサイトの入力欄に文字を入力することができるというわけである。
このことが意味するのは、Webページになっているものなら手書き入力機能が使えるということである。ブログやTwitterもWebページからアクセスすれば手書き入力が可能だ。
Webページを上手に設計、デザインすれば面白い使い方が可能になるかも知れない。