GWも後半。実家に戻って蔵書の確認や大きな書店巡りをする。教育学や人文関係の蔵書の多くがこちらに残してあるので,それを徳島に連れて行かなくてはならない。
20年前の駄文が出てきたので,思わず読みふけっていた。生意気で鼻持ちならないのは20年前から一貫している。もっとも若き日は惚れた腫れたのことばかり書いてあって笑ってしまう。とても人には見せられない,ははは。いまも変わらないか…。
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名古屋の書店事情は,不在していた3年の間に劇的に変化してしまった。
名古屋には栄と名古屋駅前(名駅)という2つの繁華街がある。栄には一時期,丸善とマナハウスと紀伊国屋と旭屋書店という大型書店が揃い,名駅には三省堂とジュンク堂という二大書店が構えていた。
ところが,名駅の再開発などで栄と名駅の集客バランスが変化し,出版不況といった背景も絡まって,マナハウスが閉店,旭屋書店が店舗縮小,紀伊国屋が栄から撤退し名駅へ移転してしまった。
丸善は健在だし,新たにあおい書店が大型店舗で参入したりと,決して書店が消滅しているわけではないが,全体のパワーは衰退している感じ。特に専門書は丸善が踏ん張っているだけで,それも援護射撃がなく心細い感じになっている。
それでもこれだけ書店が栄と名駅にあれば,書店環境としては悪いとは言えない。徳島は,紀伊国屋と宮脇書店ぐらいじゃないだろうか。ゆえに帰省中は書店をめぐって本漁りである。
さてと,蔵書整理を頑張りますか。