文月3日目

 今月は授業やゼミでの発表が重なっている。名簿順が後ろだと,最初は悠長としてられるが,最後に順番が回ってきたときに大変な思いをする。ああ,もしかして締め切りが迫らないとエンジンがかからないのは,長らくその条件に慣れてしまったせいだろうか。なんて勝手な理由を考えたりする。

 大学院に入って3ヶ月。ようやく学内での振る舞い方も馴染んできた。図書館が少々遠くて,入り浸り足りないが,もっと大学のリソースをあれこれ活用しようと思っている。
 文系から理系の研究流儀に切り替えるのは課題も多くて,実践しながらまだまだ学ばなくてはならない。それでも,以前よりは理系流儀に対する理解も深まって,なぜ多くの人々が心理学系の大学院に行きたがるのか理由も分かってきたし,データベースのおかげで膨大な先行研究を扱えるようになった便利さも実感している。
 英語文献を触れる機会が強制的にあるおかげで勉強になっている。相変わらずボキャブラリーのなさが足を引っ張るが,少しでも英語文献を手に取る時間があるというのは,大学院に入り直した一つの収穫でもある。不得意が得意になるかどうかは後から分かることだが,諦めなければ何とかなると信じていよう。

 本当なら個別の授業のことをここに書き記して,私の勉学生活を披露していくつもりだったのに,そういう展開になっていないことが申し訳ない。
 いずれ個別の講義の紹介もしたいが,面白い話もあれば,月並みなときもある。私も日々の疲れと年齢のせい(?)か,しっかり授業中に居眠りなんかをしてしまうことがある。教員もやって学生もやって,どっちの苦労もどっちの足りなさも体感中。偉そうなことをだんだん言えなくなってきてしまう,ははは。ごめんなさい。ただただ日々のやるべき事に努めます。

文月3日目」への2件のフィードバック

  1. pulittu

    年のせいにするには、若すぎる。

  2. りん

    pulittuさん,お久しぶりですね。
    その後も元気でお過ごしですか。
    若すぎるとは,また嬉しいことを。
    でも,徹夜を続けて元気でいられた
    10年前とはねぇ…ははは。
    まあ冗談です。むしろ年甲斐も
    なく,周りの院生達と慌ただしく
    日々を乗り越えています。

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