『1Q84』を読んでいる。2冊目の後半部分にさしかかり,物語を楽しむ時間も残り僅かとなってきた。仕事が終わって帰宅してからチビチビ読んでいるので,進みが遅いのだけど…。
テレビやネットでは,空前の売れ行きというニュースが流れている。本の内容についてネタバレするようなニュースがないのは幸いである。その代わり,みんなが何を考えて『1Q84』を読んでいるのかも分からない。まあ,小説というのは自分が楽しめればそれでよいのであるから,他人の評価は差し当たり意味はない。
物語世界が照らし出す現実世界の記憶。
教育というフィールドに関わる以上,望むと望まざるとに関わらず,私たちは搦め捕られている。