いやはや院試は残念な結果であった。というわけで,春からしばらく浪人生である。35歳になったからニートにもカウントされないんだな,これが。口述試験の凹みから結果は予想していたけれど,なんとも無念でござる。
試験も終わって,やっと先方の先生にお会いするチャンスを得た。手ぶらで帰るのもつまらないので,忙しいかも知れないが部屋まで訪ねに行ったのだ。午前中だったので,まだ到着されていなかったが,秘書の方が「すぐ来られるようです」というので,しばらく待つことにした。ほどなく先生登場。少し時間をいただいて,院試のことなどおしゃべりした。
ご挨拶が遅くなったことをお詫びして話を聞いてみたら,先生曰く「うちは学外から博士課程は難しいです」。「ほとんどの人が修士から入り直してます」だって。え〜,そうなんだ。それってアリなんだ。一から出直すならその方が好都合だけど‥‥。とにかく,そんなアドバイスをもらってご挨拶を終えた。
まあ,今回の院試は決意をして即申し込みという,受験勉強期間すっとばし受験だったので,それを考えればよくやった方か。とにかく,しばらくは東京で勉強をしながら,いろいろなことに挑戦しよう。ある意味,今回の結果は,ありがたいものかも知れないと思う。