夢の後味

 今朝見た夢は,あまりいいものではなかった。旧友たちが登場したり,あるいは現在の職場の人たちが出てくる夢など,知人が集団で出てきて一緒に過ごしている夢は幾度か見る。ただ,あまり幸せなシチュエーションになった記憶がない。今朝のは,高校時代の友人と偶然電車内で出会うのだが,彼の名前を呼んでも彼は反応するどころか,明らかに自分を避けていたのである。それも,出会ったことをとても都合悪そうに思っている顔して,二三言葉を投げて,そのまま無視して携帯電話で話をしている。それも途中から聞かれてまずいと思ったのか,中国語を話し始めるのだ。
 それ以外にも旧友たちが登場するが,なぜだか余所余所しい。こちらは「元気ぃ!ひさしぶりぃ!」とハグハグするのを期待していても,そうはならないから不思議である。それからむなしく目が覚めて,朝一番で落ち込んでみたりする。自分の夢なのに自由にならないのももどかしいが,なにか精神的ストレスでもたまっているのだろうかと不安になってしまう。夢の中くらいは幸せでいたいものだ。
 そのあと,まったく関係ないことを思い出して,インターネット検束して時間を費やしていた。気が済んだところで,授業準備をするために部屋の文献資料の整理に取りかかる。いまのうちに蔵書目録を作り始めた方がいいかも知れないとぼんやり思う。
 実家に日本教育学会・第63回大会のプログラムが届いていた。今年は北海学園大学(北海道札幌市)で8月26日から27日に行なわれる。プログラムによると大会史上初めて北海道の私立大学で行なわれるとのこと。実行委員会の皆さんも気合いが入っているらしい。国際公開シンポジウム「21世紀における教育改革の展望と新しい教育的価値」とか,いろいろな領域の課題は興味深い。昨年は早稲田であったというのに行けなかった。今年も難しいかな。
 お盆の時期といえば,各省庁から予算関連のニュースが飛び込んでくる頃でもある。もうちょっと元気出して,フォローアップしよう。