出張月間

 今週後半から出張が続く。主にフューチャースクール関係の参観のためである。まずは長野県、それから佐賀県、続いて広島県。このあと場合によっては大阪府。そして来月は東京都。

 旅は好きだが過密な旅程を組み立てて乗り物や宿の手配をするのは得意ではないので、結構大変である。それでもネットを活用してあちらこちらに予約をする。

 徳島県から他県に出たり入ったりするのも大変で、長野や佐賀は一泊またぎながら移動する。授業もあるから帰ってきて授業してまた出かけるという慌ただしさ。頼まれもしてないのによくやるよと我ながら思う。

 学者が現場を知ってるとか知らないとかがテレビやネットで話題になったりしているが、物事を探究しようという姿勢は少なくとも持ち合わせているはずである。私の場合は、なるべく現場に近づいてこの目で確かめようとする形で表れる。

 私自身の無力もあって、近づける程度もしれているが、チャンスがあるなら現地へ出かけたり、一次資料を掘り起こしたり、原因にさかのぼったりする努力を惜しまないようにしたいと考えている。

 フューチャースクール推進事業もあと一年強。私のお役目もぼちぼち終わる。学びのイノベーション事業はさらに一年ずれて続くが、どんな風に関わるのかは見えていない。個人的には実証校のお手伝いを続けられればと思うけれど、それは事業とは関係ないところでという形になるだろう。

 形や立場にあまりこだわりはない。そのときできることをするだけなので、今は関わっている立場で飛び回り、あとは適当に動き回ろうと思っている。