GWが終わって

 あまり考えを発信する気分にもならず、こちらのブログは停滞気味。

 内省的な思索がよどみがちなときは、あまりジタバタせずに何も考えない時間を確保することが大事だと思っている。

 この頃、プログラミング作業に没頭しているのは、考えないようにするためでもある。アプリの動作を設計している間は、ツイッターもニュース報道もたまにしか見ないで済むし、機械的な整合性を考えるだけなので気が楽だ。

 GWの連休は帰省もして、本当にのんびりと暮らした。

 半ばリセット状態になって、あらためて自分の立ち位置を考えたとき、教育学を学んでいた自分をどこかに置いてきたことに気がついた。

 価値相対化が進んだ時代に、どこかしら規範学的な教育学が存在感を弱くしていた事実はあれど、だからこそ教育学的な思考が逆に必要とされていると言えなくもない。

 カリキュラム研究は教育学の中の学際的分野としてどこか中空に置かれているが、それでも全体を見渡すために強い思考を伴って展開するものとして必要とされている。漂うような立ち位置は、実際のところ捕らえ所が無くて敬遠されがちなのだが、そういう媒介的なところが好きだから仕方ない。

 5/15にとある会でしゃべることになった。

 久し振りにカリキュラム研究者としての立場で語ろうかなと考えている。

 温故知新になれば、それでいいかなと思う。