8月は,1日に日本科学未来舘で「情報教育セミナー2006」に登壇し,2日から名古屋で集中講義を担当と相変わらず賑やかな日々。資料作りも煮詰まってしまったので,気分転換に出かけた。
今日は隅田川花火大会の日である。ホントは名古屋に居る予定だったので諦めていたが,東京で仕事することにしたので,この機会に観に行くことにした。情報誌や聞いた話では,打ち上げ会場周辺は大変な混雑であるらしい。動員数は約95万人の規模だというから,ただただ凄そうという印象だ。だから,観に行くにしても混雑を避けて遠くで観るか,あるいは迫力を求めて会場近くへ行くかは悩ましい。もっとも,今年は独り身軽なので,混雑が実際どんなものなのかを知るためにも,とことこ歩いて打ち上げ会場近くまで行ってみることにした。で,花火が始まってみるとこの混雑である。すごい!
台東リバーサイドスポーツセンター近くの道に入ったところ,ちょうど大きな木が花火の打ち上げ軌跡を覆い隠す感じの微妙な場所で花火鑑賞。とはいえ,大きな花火になると木のてっぺんを余裕で超えて,ど迫力な音とともに素晴らしい花を咲かせる。素晴らしい。いやはや,ちょっと侮っていた自分を反省。というか,今までこんな贅沢な花火大会をこれだけの迫力で見たことがなかった。なんでしょう,あれは。都会の花火大会は違うのぉ…。
会場までの経路は,混雑を意識して,都営荒川線という路面電車に乗って少し遠回りしてみた。会場までは歩くことになるが,それもまた楽しい。浅草駅周辺には訪れなかったので,本当の混雑具合は結局わからず仕舞いだったが,おかげで足止めを食らうこともなくスムーズに行き帰りできた。